メディア・リテラシー

10年以上、いや20年近く前だったでしょうか。
何気なく見ていたテレビで「メディア・リテラシー」を取り上げた番組をやっていました。

@queenofspain on #CNN #KeepYourPantsOn / andinarvaez


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「メディア・リテラシー」ってなんじゃ?(^_^;)

WIKIPEDIAで調べると次の通りです。
情報メディアを主体的に読み解いて必要な情報を引き出し、その真偽を見抜き、活用する能力のこと。「情報を評価・識別する能力」とも言え、カナダ・イギリスおよびオーストラリアでは、カリキュラムに取り入れるよう国の政府が指定している。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%83%86%E3%83%A9%E3%82%B7%E3%83%BC

う~ん、
わかったような、わからんような。。。(^_^;)

当時もそんな感じで見てました。

僕なりの解釈ですが、テレビや新聞といったメディアには必ず「作り手」が存在します。
「受け手」である我々の目や耳には、事実がそのまま100%伝えられるということはまずほとんどなく、
意図するしないにかかわらず「作り手の主観」が必ず入ってきます。

Thinking… / I .. C .. U

何がいいたいか。

「情報操作をすることで、作り手にとって都合のいい印象を、
受け手に植えつけることが容易にできてしまう。」ということです。

impression de bulle de savon / leafar.

私が経験したことを話します。

上述の番組ではこんな流れで番組が進行して行きました。

リポーターはメディア・リテラシー教育が進んでいると言われているカナダのある学校を取材します。
■そもそもメディア・リテラシーとは何か?
■真偽渦巻く情報をどのように取捨選択するのか?
■実際の学校での授業風景
などなど。

Canada / alexindigo

これを見て若かりし日の私は軽い衝撃を受けました。
「へぇ~、カナダって進んでるなぁ~」と。

ところが番組の最後にレポーターがどんでん返しをします。

「そこの感動しているあなた。カナダって進んでるなぁ~。
行ってみたいなぁ~なんて思っていませんか?
実はメディア・リテラシー先進国と言われているカナダでも
このような授業を行っている学校は実に全体の数パーセントしかなく、
その他ほとんどの学校ではまだまだこのような水準には達していないのです。」

やられた。。。(ToT)

One Fall Down / Orin Zebest

まんまと引っかかってしまいました。

いろんな角度からモノを見る。
鵜呑みにせず、一旦立ち止まって考える。

今日のスピード社会ではまるでどんぶりをかっ込むように情報を飲み込んでいますが、
よく咀嚼して吸収することもやっぱり大事なんだと思い返した瞬間でした。

Gyudon revived! / 吉野家の牛丼(並・玉子付き) / jetalone

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haji

ビールと猫と万年筆が好きなおじさん(^_^) 気が向いた時につぶやいてます。

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1 Response

  1. 2013年7月30日

    […] 先日投稿したメディア・リテラシー ではテレビの話を書きましたが、 本もちゃんと自分の頭で考えて咀嚼しないといけませんね。。(^_^;) […]

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